冷えとり健康法とは
医師の進藤義晴先生が提唱している
「頭寒足熱」を心がけた健康法です。
半身浴
みぞおちから下は必ず湯につけておき、腕は浴槽から出しておきます。湯の温度は37~38度のぬるめにし、最低20分以上かけてゆっくり入ります。体の芯まで熱が十分につたわり、血液の循環が良くなるため、内臓の働きが良くなり汗が出てきます。この汗は体の芯から出る汗(内臓の毒素)です。この方法を続けていると湯冷めもせず、体調が良くなります。
食事は「腹八分」
三度きちんと食べると食べ過ぎになることがあります。ことに「朝、食べたくないな~」と思ったら食べなくてもかまいません。食べたくないということは消化器の具合が悪くて、「休みたい」という合図ですから休ませてやればいいわけです。食べ過ぎが内臓の毒素をつくる原因となります。
靴下の重ね履き
足は内臓のツボが集中しているところです。そのため靴下を履いて足元を温め、血液の循環をよくすることは内臓を活発にし、内臓に溜まっていた毒素を外に押し出すことになります。そこで毒素を受ける靴下は吸収のよいものでなければなりませんから、吸収力の最も優れている絹の五本指の靴下を履きます。(絹五本指→木綿五本指→絹指無し→木綿指無し・・・と重ね履きする)半身浴後、夜寝るときも靴下は履いて寝ます。
進藤 義晴
大正12年5月生まれ。 昭和23年9月大阪大学医学部卒業、同大学病院で1年間インターンとして研修する。 昭和24年10月医師国家試験合格。同大学耳鼻咽喉科教室に入局、耳鼻科医として活躍を始める。 昭和46年から小牧市民病院勤務、47年より同病院副院長を務める。 昭和56年同病院退職、自宅で東洋医学専門医院を開業したが、現在は閉院している。 主な著書に「自然のささやき医学のつぶやき(共著、地湧社)」、「万病を治す冷えとり健康法(農山漁村文化協会)」、「万病に効く半身浴(共著、マキノ出版)」、「医者知らず「冷えとり」で完全健康人生(海竜社)」などがある。
大正12年5月生まれ。 昭和23年9月大阪大学医学部卒業、同大学病院で1年間インターンとして研修する。 昭和24年10月医師国家試験合格。同大学耳鼻咽喉科教室に入局、耳鼻科医として活躍を始める。 昭和46年から小牧市民病院勤務、47年より同病院副院長を務める。 昭和56年同病院退職、自宅で東洋医学専門医院を開業したが、現在は閉院している。 主な著書に「自然のささやき医学のつぶやき(共著、地湧社)」、「万病を治す冷えとり健康法(農山漁村文化協会)」、「万病に効く半身浴(共著、マキノ出版)」、「医者知らず「冷えとり」で完全健康人生(海竜社)」などがある。